産科診療案内

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                   おっぱいマッサージの方法 >>

母親が自分の乳(母乳)で子どもを育てることは、人間が哺乳動物であるということを思い起こせばごく自然な営みです。でも、あえて母乳で育てることを強調しなければならないのは、母乳に代わる人工乳(牛乳の加工品)を手にいれることができるようになり、あまりにも安易にそれに依存してきたからです。もちろん人工乳が、母乳を与えられない場合の救世主であることは、いうまでもありません。母乳で育てるかどうかを決めるのは、お母さん方です。そこで、人工乳に比べて母乳にはどのような利点があるのかをよく理解し、選択の判断に役立てていきましょう。

バースプラン

  1. 病気には
    免疫物質が含まれているため病気にかかりにくい。同種蛋白なのでアレルギーを起こしにくい。
  2. 栄養は
    良質の蛋白質・脂肪・ビタミン類が含まれ一番消化しやすい。ちょうど良い温度や濃さであり、新鮮で衛生的。成長に合わせて成分が変わる。
  3. 心理的には
    スキンシップにより、母と子の愛情が深まり、情緒的発育が良い。
  4. 母体には
    子宮の収縮が促され産後の回復が早い。産後のシェイプアップにつながる。
  5. 赤ちゃんには
    あごの発達を促し、歯並びが良くなる。あごや口をしっかり使うので、脳を刺激し発達を促す。
  6. その他
    過剰授乳による危険が少なく、母乳嫌いがおこらない。簡単で経済的である。ミルク代がいらない。(月1万円位かかる)哺乳瓶を消毒する手間がいらず手軽。

母乳は母から赤ちゃんへの最高の贈り物 こんな素敵な母乳をあげたいと思いませんか?

赤ちゃんがおっぱいを「吸う」刺激が脳に伝わり、母乳をだすホルモンがでます。だからおっぱいを吸わせることが「母乳を分泌させる」ことになるのです。しっかり吸わせることを心がけましょう。

  1. おっぱいを頻回に吸わせましょう。(1日8回以上)
  2. お母さんの食生活・・栄養バランスの良い食事が大切です。とくに根菜類や海藻類がたくさんとれる和食中心のメニューがおすすめです。脂っこいものや甘いもののとり過ぎは乳腺がつまりやすく乳腺炎の原因になるので、控えましょう。
  3. 睡眠休息を十分に・・おっぱいをつくるホルモンは睡眠中に増加します。でも赤ちゃんは昼夜の区別なく2〜3時間おき位におっぱいを欲しがるので赤ちゃんが寝ているときはできるだけ、お母さんも休むようにし、赤ちゃんのリズムに合わせるようにしましょう。
  4. おっぱいをしめつけないように、ゆったりとしたブラジャーをつけましょう。きついものやワイヤーいりのものは避けましょう。循環を悪くして母乳をでづらくしたり、乳腺炎の原因になります。

 

  1. 赤ちゃんの吸う力は強いもの。硬い乳首や乳首の皮膚が弱いと、乳首が切れて痛い思いをします。それに赤ちゃんも上手く吸いつけません。妊娠中に乳首のマッサージをしておきましょう。マッサージの方法は詳しくは母親学級で説明しておりますので、ぜひご参加下さい。また、外来受付にてマッサージのビデオも貸し出ししております。
  2. 乳首を石鹸で洗わないようにしましょう。乳首を保護している分泌物が流れてしまいます。シャワーで流してあげるだけで十分です。

陥没乳頭や扁平乳頭の手当て

 乳頭が引っ込んでいたり、大きすぎたり、小さすぎたり、平らだったりすると、赤ちゃんはおっぱいを飲むのに苦労します。でもがっかりする必要はありません。妊娠中期から乳頭の手入れを行えばおっぱいのトラブルを防ぐことができます。たとえ乳頭が突き出た形にならなくても、乳輪部を柔らかくしておくだけで、吸い付きやすいおっぱいになります。あせらず少しづつ、気長に努力することが大切です。

*乳頭吸引器・・

陥没乳頭や扁平乳頭のママが授乳をするときに、乳頭を引き出して、赤ちゃんが吸いやすいおっぱいにします。

*ブレストシールド・・

乳輪に一定の軽い圧力を加えることで、乳頭を引き出し、赤ちゃんが吸いやすい形にします。使い方はマタニティーブラジャーの内側に挟んで装着するだけ。妊娠中期から、産後、授乳期も使用することができます。

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